7月17日の時点で、PIN コード認証が導入された後も乗っ取り被害が報告されていました。
LINE のパスワード以外も、今すぐに変更するべき理由

しかし、1ヶ月経過した現在でも、乗っ取り被害は起きているようです。
パスワードもオリジナルでPINコードも設定してるのにLINEが乗っ取られた | More Access! More Fun!

セキュリティーイメージ

スマートフォン版「LINE」に追加された「PINコード」は、本人確認のための4桁の暗証番号です。
「PINコード」を設定すると、電話番号の違うスマートフォンからログインする際に必要となります。

LINE のセキュリティは、メールアドレス&パスワード&PINコードの組み合わせにより強化され、第三者からの不正ログインを受けにくくなったハズなのですが・・・。

以下、引用です。
LINEの仕様では、ひとりのIDが乗っ取られると、そのIDでトーク全体をバックアップしてダウンロードができる。これはグループでも一対一でもできる。もし自分が悪知恵が働くなら、乗っ取ったと同時に各友人やグループでのやりとりをダウンロードする。で、iTuneカードの詐欺が失敗してもあとで抽出した重要情報を売るか、悪用する。iTuneカードで数万円損しなくても、大事な情報がごっそりと抜かれているかもしれない。こっちのほうが怖い。

(中略)

よく「乗っ取られたら怖い」という話をする人がいるが、実は危険度は自分が乗っ取られても、友人が乗っ取られても同じなのである。友人が乗っ取られても交わした会話は全てダウンロードされて流出する可能性がある。たとえば「いま手が離せないから銀行行ってきて。口座番号は・・」も「自分の住所はこれなのでここに送って」も、しっかり売れる情報です。暢気に乗っ取り犯をからかって遊んでいる場合じゃ無い。とりあえず自分は会話履歴の多くは削除しました。ちなみに他のデバイスからログインできないようにしていても乗っ取られた例もあるようです。相手はPCとスマホの両方使っているんでしょう。

重要なポイントは、これ。かなり重要なお話です。
・LINEの仕様では、ひとりのIDが乗っ取られると、そのIDでトーク全体をバックアップしてダウンロードができる。
・友人が乗っ取られても交わした会話は全てダウンロードされて流出する可能性がある

つまり、自分が乗っ取られなくても、友人やグループ内の誰かが乗っ取られてしまった場合、上記のようなことが可能なわけです。

LINE上での会話で、ビジネスでグループを作っていた場合など、充分に注意が必要です。
乗っ取り原因が判明するまでは、LINEの使用は控えたほうが安全かと思われます。