5月28日、日本年金機構の個人情報流出が判明して以降、商工会議所や大学などからもウイルス感染による情報漏洩の被害が報告されています。
セキュリティソフトをインストールしていても、ウイルス定義ファイルが最新でなかった場合は新種のウイルスの侵入を防ぐことができません。
また、幾多もあるセキュリティソフトには得意・不得意があり、インストールしてあるからといって100%安全とはいえません。
そこで、マルウェアが潜んでいないか、感染していないかを、インストールしている以外の無料ソフトでチェックしてみることをオススメします。
無料オンラインウイルススキャンの ESET Online Scanner を使ってみました。
IE以外のブラウザでスキャン
- ESET.com サイトへアクセスして、「Run ESET Online Scanner」をクリック。
Free Virus Scan | Online Virus Scanner from ESET
- 「ESET Smart Installer.」してインストーラーをダウンロード。
ダウンロードした「esetsmartinstaller_enu.exe」をダブルクリック。
- 「Yes, I accept the Terms of Use」(ライセンスの同意)にチェックを入れて「Start」をクリック。
- 「Enable detection of potentially unwanted applications」(潜在的に不要なファイルを検出)にチェックを入れて「Start」をクリック。
- 最新の定義ファイル(ウィルスデータベース)をダウンロード。
定義ファイルのダウンロードが終了するとスキャンが始まります。
- マルウェアが検出されなかったときには「No Threats found.」と表示されます。
IEを使ってスキャン
- ESET.com サイトへアクセスして、「Run ESET Online Scanner」をクリック。
Free Virus Scan | Online Virus Scanner from ESET
※このメッセージが表示された場合は「許可」をクリック。 - あとは「IE以外のブラウザでスキャン」の「3」以降と同じです。
まとめ
1ヶ月に1回くらいの間隔で、定期的にマルウェアスキャンを行なうことをオススメします。
また、海外のフリーソフトなどをインストールした場合は即座にスキャンしても良いです。
ご注意
PC 環境によると思いますが、スキャン時間は4時間かかりました。
余裕のあるときにスキャン作業を行ったほうが良さそうです。
お勉強
マルウェア – Wikipedia より引用。
マルウェア (malware) とは、不正かつ有害な動作を行う意図で作成された悪意のあるソフトウェアや悪質なコードの総称である。マルウェアには、様々な脅威が含まれる。マルウェアの例としては、ウイルス、バックドア、キーロガー、トロイの木馬、WordやExcelのマクロウイルス、ブートセクタウイルス、スクリプトウイルス(BAT、Windowsシェル、JavaScriptなど)、クライムウェア、スケアウェア、スパイウェア、悪質なアドウェア[1]、ミスリーディングアプリケーションなどがある[2][3][4][5]。日本では、「悪意のある不正ソフトウェア」または「不正プログラム」とも呼ばれる[6]。
コンピュータウイルス – Wikipedia より引用。
コンピュータウイルス (computer virus) とは、マルウェア(コンピュータに被害をもたらすプログラム)の一種で、厳密には自立せず、動的に活動せず、プログラムファイルからプログラムファイルへと静的に感染するものを指す。広義には、コンピュータに何らかの害を及ぼすデータ全般をさす場合もある。