昨日(2015年6月1日)、日本年金機構でウイルスメールを開封したことによって、不正アクセスが行われ約125万件の個人情報が流出した、という衝撃的なニュースが流れました。
・・・実は、先週末くらいから、突如、Gmail のメールアドレスに迷惑メールが届くようになりました。
Gmailで[迷惑メールを報告]しても、迷惑メールとして識別されないようで、自動で[迷惑メール]に振り分けてくれません(T_T)。
また、ウイルスを仕込まれた迷惑メールなど、削除作業中に誤って開封、感染してしまうことも起こりえます。
迷惑メールは、誤って開封しないように「自動隔離」することが対策の重要なポイントです。
Gmail メールを Outlook でも 受信できるようにしているので、迷惑メールの「自動隔離」と「処理時間の軽減」ができる対策を考えてみました。
■迷惑メールのパターン分析
届いた迷惑メールを、Outlook の[受信拒否リスト]に追加していくと、メールアドレスにあるパターンがあることがわかりました。
現在届いている迷惑メールのアドレスは「mail@~」で始まり、@以下のドメイン名はすべて異なっていたのです。
また、迷惑メールの本文は、すべて「■送 信 者」で始まっていました。
この2つのパターン「mail@~」、「■送 信 者」から、Outlook と Gmail、それぞれに振り分けルールを作成します。
■Outlook:仕分けルールの作成
Outlook の[仕分けルール]では、
・『差出人のアドレスに「mail@」が含まれる』
かつ
・『本文に「■送 信 者」が含まれる』
場合に、「迷惑メール」フォルダへ移動する
という仕分けルールを作成しました。
■Gmail:フィルタの作成
Gmail の「フィルタ」設定は、[From:^mail@][含む:■送 信 者]を条件としました。
Gmail の「フィルタ」には、「迷惑メールにする」という条件がありません。
そこで、「_迷惑メール一時150601」というラベルを作り、条件に合致したメールに対して[受信トレイをスキップ(アーカイブする)][ラベルを付ける:迷惑メール一時150601]という条件を設定しました。
フィルタの条件に合致した迷惑メールは「_迷惑メール一時150601」のラベルがすでに付いています。
「_迷惑メール一時150601」ラベルのメールをすべて選択すれば、簡単に[迷惑メールを報告]することができます。
「削除する」にしても良いと思いますが、[迷惑メールを報告]をおこなうことにより Gmail が迷惑メールの振り分けを認識してくれることに期待しての手動フローです。
■効果
昨日、設定してから捕獲した迷惑メールです。
・Gmail
・Outlook
Gmail、Outlook ともに、きちんとルールが機能しているので、迷惑メールの「自動隔離」と「処理時間の軽減」ができています。
理想は、Gmail が迷惑メールへ振り分けしてくれれば良いのですが、このパターンの場合はまだ機能していない結果となっています。
このようなパターンの迷惑メールでお困りのかたは、ぜひ試してみてください。
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